水野「寺田さん!!石森・赤塚をどう思いますか!!」
笑
同じ志を持った若者が集う奇跡のアパート。藤子不二雄も石ノ森章太郎も赤塚不二夫もつのだじろうもみんな若かった(誰が誰だか掴むのが大変でした)。
才能があるとか無いだとか、現実から目を背けることもできずにただがむしゃらに描き続ける。
時代に乗って売れていく者、時代に取り残されていく者、それぞれの青春がそこにはあった。同胞が売れていくのを横目に、いつまで経っても売れないつらさ。それでも自分を信じて漫画の道にしがみつく。リアルな苦悩がなんだかせつない。
市川準監督がなんとも優しいタッチで描いていく起伏のない淡々とした日々。確かにマニア向けですね。私は好きです。