毎日ぶどう

孤高のメスの毎日ぶどうのレビュー・感想・評価

孤高のメス(2010年製作の映画)
3.6
『あの子ができる最後の、たった一つの人助けだと思うんです』

自分の子どもの臓器を人にあげるお願いをする、どんな気持ちだろう。
身体の中身がよじれる思いだ。

医龍でも白い巨塔でも医師を悩ませるのは医療じゃなく、覇権争いや法律、低いモラル。命を扱う医師は医療に集中できる環境が必要だと思う。

余貴美子は狂気的な演技も優しい演技もどちらもできて素晴らしい。堤真一の表情も素敵。