takato

キングコング対ゴジラのtakatoのレビュー・感想・評価

キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)
4.1
 ゴジラ巡りの旅、第一弾「ゴジラ対キングコング」

 正に怪獣プロレス(良い意味でも悪い意味でも)。見てると、みるみる知能指数が落ちて小学生的な喜びに浸れる。いわゆる土人描写がふんだんにあるが、この頃はフィクションと現実を混同しないちゃんとした見識があった。最近は、時代が経てかえって割とよく言えば潔癖、悪く言えばケツの穴が小さくなってきている。円谷さん入魂のタコ描写が素晴らしいが、タコだけのシーンは良いけど、他と特撮で合成してるシーンは…。それにしても重沢博士はないだろうwww。

 ゴジラのデザインは、かなり可愛い感じである。初代は白黒な上に、夜というシチュエーションだったのが大きかった。カラーで満天下の元にやっちゃうと、やはりかっこよく見せるのは難しい。

 キングコングの海からドバーっと登場するシーンは、まさに「サンダ対ガイラ」を思わせるものがあってグッド!。全体的に愛嬌がある感じも良いね。
takato

takato