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地獄に堕ちた勇者どものROYのレビュー・感想・評価

地獄に堕ちた勇者ども(1969年製作の映画)
4.2
欲望

「ドイツ三部作」の1作目

■STORY
1933年、ナチス勃興の時代。巨大な権勢を誇るエッセンベック一族内では家の実権を狙って骨肉の争いが繰り広げられていた。そしてエッセンベック男爵の従兄でナチ親衛隊の幹部アッシェンバッハの策略により、男爵家は一気に崩壊へと向かう。

原案・脚本はヴィスコンティらのオリジナルだが、シェイクスピアの『マクベス』、トーマス・マンの『ブッデンブローク家の人々』からモチーフを得た。マルティンの少女強姦のシーンはフョードル・ドストエフスキーの『悪霊』における「スタヴローギンの告白」からの引用である。また、実在のクルップ製鉄財閥のナチスへの協力と相続人の醜聞をモチーフにしている。(Wikipediaより)

鉄工所をバックに流れるモーリス・ジャールによるオープニング・スコアから強烈

親衛隊(SS)が突撃隊(SA)指導者達を虐殺するという事件があった。その突撃隊のトップは同性愛者で、男色行為が行われていた。

長いナイフの夜

三島由紀夫は本作を絶賛した
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