幼女の手にキスする男。幼女の手には針がもたれている。
慌てて部屋に行きタバコを吸う男。
両親が殺された真実を伝えると、扉に頭を向けて打ちひしがれる青年。
やたら静かな結婚式。時間をあけて中に入っ…
大塚名画座で鑑賞。(ヴィスコンティの2本立て。併映は『ベニスに死す』)
本作は、ヴィスコンティのデカダンスを感じた映画。
ヴィスコンティ監督作品の中でも異色。
ナチスが出てくるので暴力的。
こ…
もう少しシリアスなものを予想していた。作り手の意図は分からないが、ナチスすら記号と化し、没落貴族の濃ゆい面々がただただ醜い愛憎を繰り返し堕ちていくさまが、むしろ喜劇的にも見えてくる。
パンしながら…
◎ The Damned
ファスビンダー監督が30回以上観たとのことで鑑賞
心なしか、後半皆額に汗をかいているように見えたが、自死したユダヤ娘の熱病が移っていたという認識でよかったのかな?緊迫感が出…
序盤からマルティンのドラァグクイーンのような女装で強烈な印象を残す本作。
ファスビンダーが30回観たという、地獄に堕ちた勇者どもはヴィスコンティのドイツ三部作の一作目。後にベニスに死す、ルートヴィヒ…
このレビューはネタバレを含みます
好きな作家さんの好きな映画
あらすじを見て人物相関図を書いてから鑑賞 もう少し観たら理解できそう
製鋼会社の権力闘争
退廃と堕落
享楽的なシーンにもずっと影がある
近親相姦がありました
マルティ…
このレビューはネタバレを含みます
TSUTAYAで借りられている率が高かった映画。ようやく借りることが出来て鑑賞。
人々の欲や背徳や陰謀を醜くも美しく描いた名作。何といっても、ラストでナチに傾倒する皮肉が最高。
そして本作で改め…
退廃と美の極地、それを体現するマルティンといった感じ。殺戮やレイプ、しかも子ども…とか近親…とか、なんかもう針が振れっぱなし。美しいから余計に倫理観迷子。止まらないし止められなくなってくる個人に、ナ…
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