第二次世界大戦前のドイツを舞台にナチス勢力の台頭と退廃、国内で絶大な勢力を誇る製鉄王一族の骨肉の争いを貴族出身のヴィスコンティならではの壮大なスケール、歌劇風に描いた「ドイツ三部作」の第一弾。
最…
ルキノヴィスコンティ
贅沢な映画だ。
155分あっても短いなあ!
5時間くらいあってもいいよ。
理解するのがなかなか難しい。
ナチへの陶酔感と破滅へ向かう不安と、境目で皆がどうかしてしまっていたの…
着こなしも陰影、三原色の照明も最高。粛清が終わったあたりからの胸を張ってスーツのボタンを締める動作がカッコいい。というかバーガーは椅子に座ってるだけで変なオーラが出てる。
ただ、妙なズームやクロ…
このレビューはネタバレを含みます
①2021/03/03 DVD
②2021/03/05 DVD再見
『ベニスに死す』『ルートヴィヒ』へと続く「ドイツ三部作」の第1作品にして強烈な作品だった。
ナチスが台頭した1930年代前半のド…
めっちゃ久しぶりにルキノヴィスコンティ見た。
登場人物多過ぎて理解が追い付かず2周。(結局顔と名前は一致しなかった)
1930年代初期ナチス政権が掌握したドイツ
製鉄業の一族内では経営方針の意見が割…
すごい!すごい映画だ。
1930年代デカ鉄鋼会社の骨肉の争いというだけでも興奮を禁じえないのに、タブーにタブーが重ねられていくさまとデカダンスに恍惚を感じてしまった。OPクレジットシークエンスでは不…
1933年2月27日ドイツ国会議事堂放火事件、1934年6月30日から7月2日にかけての長いナイフの夜を背景とした、財閥一族の浮沈の話。
オープニングクレジットの溶鉱炉が恐ろしくきれいな赤。
序盤は…