Aya

旅するジーンズと16歳の夏のAyaのレビュー・感想・評価

旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)
3.5
ナメてた・・・面白かった!!

マタニティ教室で知り合った4人の母から同じ時期に生まれた四人の少女。友情は生まれる前から始まり16歳になった夏、みんな別々に過ごすことに。
そんな夏休みを前に4人はショッピングに出かけた先で体型の違う4人全員にピッタリ合う不思議なジーンズを見つけ、この離れている夏にそれぞれ順番に履くことに。

おとなし目の少女レーナはギリシャの祖父母の元へ。
そこで知り合ったイケメンコスタスは「ロミオとジュリエット」ばりに祖父母同士が敵対しており・・・。

プエルトリコ系のぽっちゃり女子カーメンはサウスカロライナの離婚した父の元へ行くが父は新しい家族を築こうと結婚式直前。

ゴス系少女ティビーはどこにも行かず地元でアルバイトをしながら自主制作の映画を撮り始める。すると幼い少女が強引に助手をかって出る。

1番の美女、母親が亡くなったブリジットはサマーキャンプへ。
そこでコーチをしているエリックに一目惚れし熱烈アプローチを開始する。

この4人のエピソードを繋ぐ役目を不思議なジーンズにした、といった感じでしょうか。

それぞれが別々の問題を抱えていてジーンズには幸運が宿っている!と現状打破を願う。
10年以上前の映画ですが、あーあの人!というピンとくる4人の役者さんがまぁみんな魅力的!
リアリテイのあるフレッシュな存在感がたまらないというか、今でも四人親しくしてるとかリアルに嬉しいというか・・・。

それぞれのエピソードもガールズムービーあるあるなんですよ。
コスタスとその後どうなったよ?!とかティビーとゲームのやつどうなったよ?!とかその後のことが気になる終わり方ではあるんだけど、きっちり尺に収まる範囲の話にまとまってるのもとてもいいと思いました。

実は続編があるこのシリーズ。
次は19歳旅立ちだ!
Aya

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