ギャスパー・ノエ監督2作目鑑賞
フランス映画界の鬼才・危険人物
変態映画監督 etc…
前回のカノンで虜になりました。
で、本作。
すごく奇抜!
エンドロールからのスタート。
そして物語の始まりで映画は終わる。
いきなり「カノン」のあのおじさんのアップ!
びっくりした…
そのシーンだけ続編なんだ…
そしてそこから先はアレックスの身に起こった恐ろしく痛ましい事件。
問題のあのシーンは意外に長く生々しい。
これは女子は観るに耐えないものなのではないか…
やり切れない嫌な気持ち。
しかもあいつはホモ!!!
モニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセルは当時まだ夫婦だったはず。
よくこの映画に出演したなぁ。
やっぱり偉大なる監督のなせるわざ?
中盤までの痛すぎる内容に比べ、後半は2人の幸せな時間そのもの。
ラストから始まってるわけだから、観てるこちら側はこのあとの悲惨な事件を思うと胸が痛む。
人間の心の闇や不愉快な気持ちになる映画を撮る監督と言えば、私の中ではミヒャエル・ハネケがダントツ1位だったのだが、これは超えるかもしれない。
「LOVE」と併せて借りるつもりが、うちのTSUTAYAには置いておらず今回は断念。
来週、隣の駅のTSUTAYAへ探しに行こう(^◇^;)