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犯人は21番に住むのshupetteのレビュー・感想・評価

犯人は21番に住む(1943年製作の映画)
3.3
映画おじさんことわたしの恋人が「はい、こないだ話したブルーレイだよ。よかったら観てみてね」と一枚のブルーレイを渡してきました。わたしは「こないだ話した」が何のことだか全く思い出せませんでしたが(映画おじさんの映画トークは基本、右から左に受け流しています、申し訳ありません)、ジャケットが名作っぽかったし、この映画を観ればわたしの映画偏差値もあがるかもしれない、と思い、「ありがとう」と受け取りました。

そして観ました。

わたしの中の二大強敵「外国人の顔が全員同じに見える」「白黒だと眠くなってしまう」が威力を発揮し、ウトウトしては巻き戻し観る、ウトウトしては巻き戻し観る、を繰り返し、何とか最後まで観ました。ブルーレイを渡しながら「犯人が誰だか気付くシーンがよくできている」と彼が言っており、ははあ、このシーンのことか、と納得もしました。

ところでこの映画の主人公である刑事さんの奥さんがとてもうるさくて、観てる最中ずっと「うざったい女だな〜」と思っていたのですが、途中で、思い出しました。彼が「こないだ〈何を〉わたしに話したのか」ということを…。

「…でね、その映画の主人公の奥さんがあなたみたいに口うるさい女なんですよ」と、言っていた!!!

わたしも売れない歌手なので、奥さんの気持ちがよくわかります。(わかりません)(歌手ではありません)

ところで世間には、売れないのでキャバクラで働きながら歌手を続ける女の人って結構いるんでしょうか。知り合いにふたりいますが、なんかステージ衣装なのかキャバの出勤服なのかわかんないな〜っていう自撮りをよくアップしているのでハラハラします。漏れなく瞳を大きく見せるコンタクトをしています。

この映画では無事に犯人が捕まりました。よかったです。
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