ピュアでまっすぐなトロンボーン奏者の娘が、父親他オーケストラ奏者100人の職を掛けて爆進〜❣️
仕事がないなら、私がオーケストラ楽団を作ればいいじゃない🎶🎻🎺✨
という発想のもと、奮闘する物語♬
当時、名指揮者として人気のあったレオポルド・ストコフスキーが、自身のフィラデルフィア管弦楽団と共に、本人役で出演したことも話題になった作品♬
主人公パッツィのインパクトに押されるコメディだけど、音楽もしっかり楽しめる一品♬
彼女の一生懸命さにほだされ、「彼女のために」と一人、また一人と、協力姿勢を示していく流れがあたたかい✨✨
私自身も彼女のひたむきさに元気付けられ、応援したい気持ちになりつつも、ちょっと勢いのあり過ぎる姿に、やや辟易する瞬間も…😅
でも、今の苦しい状況を打破するには?の問いに対して、シンプルな答えと、それを実現するための瞬時の行動力・諦めない根性にはホント凄くて感動しました✨✨
コロナ騒ぎでどんよりな今、自分が出来る最大限のことを真摯にただ行動する!ってヒントを貰えた気がした☺️
今見て良かった✨✨
そしてその爆進娘パッツィを演じるのはディアナ・ダービン✨
勢いのあり過ぎる演技のシーン(そういう役なんでますけどね)とは打って変わって、オペラを歌い上げ、美しい歌声を披露するシーンには本当にうっとり見惚れる♬
今作で初めてその名前を知りましたが、フォロワーさんの今作のレビューで当時の同年代のスター、ジュディ・ガーランドのライバルだったとか♬
14歳でMGMと契約し、当時同じスタジオのジュディ・ガーランドと短編映画『アメリカーナの少女(Every Sunday)』で共演しデビューするも、間もなく契約解消。
その理由としては、MGMのボスが「同じ年頃の少女スターは2人も必要ない」と言ったとかなんとか、手違いでやめさせられたとかなんとか、諸々伝説があるらしいですね!ほぉ!!
(図らずもジュディのバックボーンを知るための勉強になりました♬)
その後、ユニヴァーサル社と契約をして出演した 『天使の花園』と今作『オーケストラの少女』が大ヒット✨
「天使の歌声」 と絶賛され、人気を不動のものに♬
今作はアカデミー賞の作品賞など5部門でノミネートされ、作曲賞を受賞♪
ディアナは翌年1938年にアカデミー賞特別賞を受賞し、ジュディよりも早い受賞となった!
他出演作も観てみたくなりました♬