2015/1/8
園子温監督作品
いつも元気だった高校教師の父親が突然倒れ、しかも癌だということがわかる。
父親と同じ高校に通っていたことで壁を作っていた息子は、これを機に父親とちゃんと向かい合あうとしていた。
けれどその矢先、息子本人も癌だということがわかる。
父親の病気、自分の余命、「死」というものと向きあい苦悩する姿を描いた映画。
父親のお葬式で息子のとった行動は、園子温テイストを少し感じられたけど、もうちょっとキレとコクのある映画かと期待していただけに残念。
でも実父がモデルになっているそうで、優しさには溢れた映画だった。
「希望の国」でも感じたけど、園子温ってすごく優しい人だと思う。