このレビューはネタバレを含みます
名古屋弁とか、敦賀弁とかがよく分からなくて、最初から最後まで何喋ってるのか難しく感じたのだけど、絶望してもおかしくない環境の中でも生きようとする生命力がハンパなくてニュートラルに観ていられた。
しばらく観ててもどこが舞台か分かりにくかったから、冒頭の中学校のシーンを見直してみたら、《名古屋市立港栄第3中学校》と映っていたので、名古屋から美浜(福井県)へ旅した事がやっと分かって良かったよ。
途中下呂温泉の駅が映るのも納得した。
にゃあ、だがや、とかの語尾が名古屋弁なんだね。
ウィキペディア他で調べたところ、バーバラ姉さんと宮里は沖縄で出会い、パスポートなし(当時)で本土に来ているため、身体一つで仕事をしている模様。
恋人の二人が抱き合ってる時に言う「会いたいよう、、」はなんとなく人じゃなくて、帰れないでいる沖縄の故郷を思っているのでは?と感じましたけどね。
『十九の春』を歌うシーンがたびたび挿入される感じがなんとも郷愁を誘うね。
最後の名古屋港からフィリピンに強制送還される時の船が小さ過ぎて、これでフィリピンまで?!とヘンな衝撃うけた。