ブタブタ

クロウ/飛翔伝説のブタブタのレビュー・感想・評価

クロウ/飛翔伝説(1994年製作の映画)
4.5
今はなき渋谷の東急文化会館で鑑賞。
公開前にポスターが貼ってあって、最初の邦題は『クロウ・死闘伝説』でした。
恋人と共に非業の死をとげた主人公がカラスの力で蘇り不死身のヒーローとなる復讐譚。
とにかく撃たれても撃たれても死なないクロウとギャング達のクライマックスの暗い室内でのバトルが見せ場。
ダークでゴシックな世界観も同じくアレックス・プロヤス監督の『ダークシティ』の美術や雰囲気、繋がりも垣間見えて近未来の暗黒都市とダークヒーローって既に『ダークナイト』を先にやってた先進性、とにかくもうカッコいいしスタイリッシュ!
惜しむらくはブランドン・リーの遺作となってしまった事。
ブランドン・リーによる続編を見たかった。
クロウの名を冠した作品はその後何本も作られますけど当然ながらこの『クロウ』を超えるものはない。
『アクアマン』のジェイソン・モモアによるリブートの撮影が開始との事で、是非この一作目のダークな世界観とスタイリッシュなアクション、ブランドン・リーの『クロウ』に迫るものを完成させてほしいです。
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