チーズマン

続・激突!/カージャックのチーズマンのレビュー・感想・評価

続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)
3.8
スピルバーグ監督の劇場公開長編映画としては初の作品。

1969年テキサス州で起こった若い夫婦によるカージャックを元に映画化した作品。
なんだよこの邦題は前作のテレビ映画『激突』とは一切の関係ない、まあほぼ道路上だけで物語が進んでいくのは一緒なんだけどね。

スピルバーグ作品の中でもかなりアメリカンニューシネマ的でありながら、同時にスピルバーグ作品の中では1番コメディ部分が上手くいってるのがまた面白い。


カージャックをした若い夫婦がとにかく行き当たりばったりで考えが浅はかなところが可笑しかったりするんだけど、同時に悲劇的な結末も予感させながら進んでいくのが切なかったりもする。


車1台から始まりどんどんインフレしていく、まあとにかく物量と人の数の多さ。
もう出来ることは全てやっておいたって感じで、これの現場を20代半ばの若造監督が仕切ってしまうんだからすごい。


『激突』と、この『続・激突!』の経験が、スピルバーグの名を一躍世に売ることになる次の作品『ジョーズ』に活かされているのがよく分かった。