独特のユーモア、
記憶に残るアクション、
巧みな話運び、
ジワジワと高まる緊迫感。
これが劇場用映画デビューとなるスピルバーグ先生、 初陣から飛ばしてますね♪
「どうしようもなくワガママで感情の起伏が激しすぎるけど、 底抜けに明るくて優しい心の持ち主」という強烈なキャラクターを演じきったゴールディ・ホーンも素晴らしい。
そして今あらためて観てみると、 後の 「未知との遭遇」につながる描写があちこちに出てくるのも楽しいなぁ。
撮影監督は「未知との遭遇」と同じヴィルモス・ジグモンドだし、 あの傑作ファーストコンタクト映画で見かけたような顔もちらほら。
たとえば主人公たちの息子を引き取った里親の父ちゃんは、 デビルズタワーの裏側の「レミドドソ実験基地」では「サングラスの似合う科学者」のひとりでしたよね。
魅力的なキャラクター同士がぶつかり合い、 次第に物語が動き始め、 やがて物凄い勢いで映画そのものが加速していく!
今さらですけど、 「激突!」から「レイダース」あたりまでのスピルバーグ映画って、 最高ですね♪