swansong

続・激突!/カージャックのswansongのレビュー・感想・評価

続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)
3.9
独特のユーモア、
記憶に残るアクション、
巧みな話運び、
ジワジワと高まる緊迫感。
これが劇場用映画デビューとなるスピルバーグ先生、 初陣から飛ばしてますね♪

「どうしようもなくワガママで感情の起伏が激しすぎるけど、 底抜けに明るくて優しい心の持ち主」という強烈なキャラクターを演じきったゴールディ・ホーンも素晴らしい。

そして今あらためて観てみると、 後の 「未知との遭遇」につながる描写があちこちに出てくるのも楽しいなぁ。

撮影監督は「未知との遭遇」と同じヴィルモス・ジグモンドだし、 あの傑作ファーストコンタクト映画で見かけたような顔もちらほら。

たとえば主人公たちの息子を引き取った里親の父ちゃんは、 デビルズタワーの裏側の「レミドドソ実験基地」では「サングラスの似合う科学者」のひとりでしたよね。

魅力的なキャラクター同士がぶつかり合い、 次第に物語が動き始め、 やがて物凄い勢いで映画そのものが加速していく!

今さらですけど、 「激突!」から「レイダース」あたりまでのスピルバーグ映画って、 最高ですね♪
swansong

swansong