さとさとし

ロバート・イーズのさとさとしのレビュー・感想・評価

ロバート・イーズ(2000年製作の映画)
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男の心を持つ女、女の心を持つ男、トランスジェンダー。周りの偏見と闘うためにも、コミュニティーを作りそこで共に生活する。
そのなかの世界一男前なトランスジェンダーロバート・イーズ。末期の子宮がんに侵された彼の最期の1年間の物語。
違う世界を見せてくれる映画。そういう一生を送るんだ、家族からはそういう風にみられるんだ。病院から治療拒否を受けるんだとか、いろいろと感心することしかり。
関心だけじゃなくて、同じくトランスジェンダーの恋人に、弱みを見せず命がけでかっこつける姿に感動もする。
あまりにもカッコよすぎて、最後まで、この作品がドキュメンタリーなのか、ドキュメンタリータッチな伝記映画なのかはわからんかった。

「よれよれで立つこともままならないのに、騎士気取り?」