パリ。強引な捜査で恐れられる刑事ユベール（ジャン・レノ）に、日本からかつての恋人、ミコの死を知らせる電話が入る。日本へ飛んだ彼を待っていたのは、存在すら知らなかった自分の娘ユミ（広末涼子）だった。中々父親であることを言い出せないユベールだったが、ミコがユミに2億ドルもの大金を残していたことを知り、犯罪の匂いを嗅ぎつける。彼は相棒モモ（ミシェル・ミューラー）を誘い、独自に捜査。やがて、ミコはマフィアの秘密を握って殺されたことが判明する。しかしユベールらの動きに気づいたマフィアが、ユミを誘拐。それをユベールが助けて警察が介入、一件落着となるのだった。
ヨーロッパ・コープで日本を舞台にしたアクションコメディ映画。
広末涼子をナタリー・ポートマンのようにコケティッシュな魅力を持つヒロインに演出したかったんだろうけど、ホテルの部屋で買ってきた服のファッションショーするシーン、ゲームセンターでダンスダンスレボリューションするシーンは良いけど、プッツンしている女の子にしか見えない。
ジャン・レノ演じるユベールは典型的なタフガイヒーローで魅力に欠ける。だが、ゴルフ場での格闘アクションシーン、デパートでユベールがユミのショッピングに付き合いながら刺客を倒すアクションシーン、銀行でのアクションシーンは、ヨーロッパ・コープ印のド派手なアクションが楽しめるお気楽なアクションコメディ映画。
