やし

Dear Friends ディア フレンズのやしのレビュー・感想・評価

Dear Friends ディア フレンズ(2007年製作の映画)
2.1
「友達だから、彼氏借りたんじゃん」


北川景子が20歳ぐらいの作品か。
30代の今と変わらず、ひたすら綺麗。
ただ、本作の彼女の役は序盤から全力で腹立つ。
いくら綺麗でも、まぁ…腹立つ。

そんなしっかりと前フリを効かせてからの展開。ありがちではあるけど、特筆すべきはその親友マキちゃん(本仮屋ユイカ)。


そう、本作、途中から主役が変わります。
(あくまで主観)


リナ(北川)は典型的なイケてる女の子。
マキちゃんは対照的、且つこれまた典型的な地味っ子。

小学生の頃に一度だけ優しい言葉をかけてくれたという、その一点のみでリナを「友達」だと言う。
(本作はタイトル通りだが、これでもかってぐらい「友達」という言葉が出てくる)

「誰?(あんた)」と言われながらもウザがられながらもマキちゃんはリナをストーカー(??)する。
いや、ホント都合の良いところに出くわし過ぎだし、非現実。
こんな子おらんやろ。

そして思わず悲鳴が出る、あの屋上のカッターナイフのシーン…
サイコパス…


怖いっ!
&物語も入り込めんっ!!



…ところが、後半30分でひっくり返された。

女性向けで、10代…若しくは20代前半向けの映画かなーと思ってたら、意外に浅からず。
あのツマラナさも伏線だったのか…


"ケータイ小説"っぽいのが苦手な人にはオススメできないけど、、言うほど酷くなかったな。
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