トカゲロウ

リアル・スティールのトカゲロウのレビュー・感想・評価

リアル・スティール(2011年製作の映画)
4.1
駄文なので読まなくても良いですよ。

「とくダネ」で小倉さんが「子役の演技に泣いた!」と紹介していた今作。
(ケッ!誰が世の中を知らないクソガキの演技を観るんだよ!)と思い早数年、気が変わったので鑑賞。

・・・・高評価ですな!( ´∀`)
ボクシング×ロボットなので映像の迫力は勿論のこと、脚本も本場ハリウッド仕込みの一流です。
言葉で伝えるのではなく、間やジェスチャーで感情を伝える必勝パターンですね。
さらには、判りやすい起承転結!
しかーし、そんなもので私は☆4以上をつけません。
グッときたポイントは二つあります。

一つ目は、スピルバーグの影を観たこと。
夜に少年がロボットと一緒にコッソリ家を抜け出して笑いながら走るシーン。
んー!スピルバーグっぽいよ!
汚ねぇロボットだなぁ!からアトム可愛いなぁ!と早変わりしました。
そして、少年はロボットに父親の姿を見ます。
本当にちょっとのシーンなんですが、これがラストに効いてきます。
一方、父親はそのオンボロロボットに過去の自分を見ます。
ラストファイトは最新式のロボ。
うーむ、これは闘うロボットたちを映画に置き換えても良いかもしれません。
2015年に様々な映画の新旧対決を観てきたからこその発想かもしれませんが。
調べたら、製作総指揮スピルバーグ。ハハァ、なるほどー。

二つ目は、様々な日本リスペクトが観られたことですね。
そんなことで喜ぶ素直な人間ではないんですがね。
私はゲームが発展していくのを目の当たりした世代でした。
大人たちは理解できなかったでしょうが、私たちにとってゲームはコミュニケーションツールでもあり、友達でもあったんです。
「これからゲームは凄いことになって、世界も凄いことになるぞぉー!!」( ´∀`)と、私たち子どもは夢を見ました。
しかし、今や無人戦闘機なるものが飛び回って遠隔操作でボタンポチッ!で敵を殺せる時代になりました。
まるでゲームみたいじゃないですか?
勿論、軍事産業とゲーム産業とは別物と理解はしているんですが(._.)
なんだかゲームが戦場に行ってしまったような気がして少し淋しい思いだったんです。
そんな中、この映画はかつて私が見た夢を観せてくれた気がします。
友達がヨッ!と帰ってきたみたいで、ちょっとだけ嬉しかったんです。

この作品のキャッチコピーは
「興奮VS感動」
私の場合、第三者の「望郷」がリングに乱入して勝ってしまいました(笑)

それにしても、子役が着ていた「ロボット」とプリントされたTシャツが欲しいなぁ。
あ、子役の演技は普通だったよ!
小倉さん!