ぐりんでる

リアル・スティールのぐりんでるのレビュー・感想・評価

リアル・スティール(2011年製作の映画)
5.0
外出自粛のために週末は一切動かずに映像を見続けポテチをボリボリ食べまくり、水を飲みまくった俺はぶくぶくと太るのを防ぐために、トレーニングで本物の鋼の肉体を作ることにした…人は俺をこう呼ぶだろう…リアル・スティールと…

……

そんなことより、これはまだ大学生だった頃、映画館で男大泣き、それと(心の中で)スタンディングオベーションしたとてつもなく熱くなれた映画。当時は知る由もなかったけど、MCUのワスプとファルコンも登場していた笑

人間の格闘技に求める暴力欲求は、より残虐な潰し合いが可能なロボットに代理させる時代。
昔はイケてた元プロボクサーのチャーリーは、ロボットを使い賭け試合で日銭稼ぎをしながら、借金をしては踏み倒しまくり、元奥さんの死で突然現れる子どものマックスも金のために、何の迷いもなくあっという間に親権を譲り渡すというダメ親父っぷり。こんな親父をヒュージャックソ親父マンがいい感じに演じる。

親権譲渡先の夫婦の都合の関係で、一時マックスを預かることになったチャーリー。
マックスも親父譲りでなかなかスレていておまけに賢さもある。とはいえ純粋でいい表情するんだよこの子が。
そんな二人が初めは利害関係で共に過ごしているが、ある一体のロボット、アトムを通じて心を通わせていくという王道物語😌

アトムのポテンシャルを信じ勝つことを疑わないマックスの真直ぐな気持ちに影響され、お互いの持ち味を生かして連携する様、何気ない場面での親子のじゃれ合いに温かい気持ちになり、

ラストファイトでは、アトムのある特殊なシステムが最高の形で活かされて、俺の気持ちも拳に乗っかる。最高すぎる胸熱で俺の凍てついた心は溶け始める🔥

その最中、チャーリーの勇姿を見つめるマックス、ワスプの眼差しで涙のダムは崩壊し無事派手にナイアガラ大放出😭😭😭

親子愛だけでなく、挑戦すること、倒れても諦めず立ち上がること、信じること。どんな時でも誰しもがそんな姿に心を動かされる。あらゆる感動が重なる魂のファイトを心静かに冷静に見ることなど不可能😖

チャーリーやマックスにだけでなく、彼らが愛したロボットにすらも感情移入してしまう。どストレートな感動やはり最高の映画!



感想:親子愛系はお涙キラージャンルすぎる。これは「ギフテッド」的親子要素だけでなく「ロッキー」的熱さまで味わえる。

BGMも最高!😌


そいで実は、俺はヒュー・ジャックマンに憧れているのはここだけの話…