クレミ

リアル・スティールのクレミのレビュー・感想・評価

リアル・スティール(2011年製作の映画)
4.5
ボロ泣き。サイコーすぎる…

まるで感情があるかのようなATOMが頼もしくて可愛い。鏡を見つめるシーンとか、動かないのに気持ちがあるかのように見えるのがすごい。あと、異様に打たれ強くて一気に反撃していくスタイルとか、最終ラウンドで判定に持ち込んでいくところとか、結末もまんまロッキーだし、人に揉まれながら互いに名前を呼び合って父子が抱き合うシーンもロッキーとエイドリアン思い出したし、ロボット版のロッキー。

ゲームオタクの息子と元ボクサーの父を結ぶのがスパークリング用ロボットっていうのも良いし、最終的に動作学習機能で元ボクサーのチャーリーがシャドーして戦うのも、ロボットボクシングで居場所を失った彼がかつての怯まない闘志を持って今の境遇に立ち向かい、栄光も生きていく希望も取り戻していくことを意味していて泣けた。

しかし主人公がどクズだったな、息子とヒロインがぐう聖で本当に救われた。マックスとても可愛い…きっとお母さんが素敵な人だったんだろうなぁ。
クレミ

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