プロボクサーの父親とその息子の物語。
人間として明日への希望を持てなくなり、ダメになっていた父親とそんな父親に対して心を開くことができない息子がロボットのボクシング（リアル・スティール）チームを組んで戦っていく過程で互いの絆をを深めていく話。
非常に良くできた話だと思います。
SF映画なんだけれどもテーマは親子の絆というのがまたいいですね。
ロボットの描写もリアルであり、かつそれぞれの個性を出して良い演技をしています。
特に主人公達のロボット アトムは素晴らしく、あれだけ無機質な表情であるにもかかわらず、シーンに応じて笑っているようにも見えたり、泣いているようだったり、闘志をみせているようであったりとすごかった。
あとこの映画では夕暮れ時のシーンがよくでてきますが、このシーンが映像的に本当に美しくドラマの内容と相まって素晴らしく感じました。
