ワンダーよにだ

ライフ・イズ・ビューティフルのワンダーよにだのレビュー・感想・評価

3.8
名作だという知識だけで鑑賞した。
まさかホロコースト系の作品だったとは。。。(知ってたら絶対に見なかった)

見終わった直後の感想は、そんなでも無かったなという感じだった。
でもオマケの日本語版の予告編を見て、涙が溢れて止まらなかった。
Life is beautiful というタイトルが全てを語っていて、耐えられなくなった。
見たくはなかったけど、見て良かった。


前半の明るい出会いパートは、ユーモア観の違いであまり笑えず、ビジュアル的にも劣化版ニコラスケイジみたいな主人公が好きになれない。
(偶然が魔法に見える演出は好き、素敵!)
でもこんなのがあと1時間も続くのかなぁとか思ってたら、いきなりの収容所パートへ。

重いテーマのパートにもかかわらず、暗い雰囲気ではなく、ずっと主人公の嘘で苦境の中での家族愛を明るく描いていたが、明るい様子が逆に切なくて苦しい。

見終わった直後は、ホロコースト作品を見る準備をせずに見てしまったから、作品を受け入れる事が出来なかったけど、
こんなにも後からジワジワくる作品も珍しい。
スコアも明日だと違ってくる気がする。

ホロコーストを題材にしてる作品にしては緊迫した緊張感や苦しみが無いかもしれない。
でも主人公のように、家族を絶望や苦悩から救いたかった人は大勢いたはずだし、
家族を守り通した父親の生き方はとても強くて美しかった。

(医者とのやり取りでのグイドの悲観的な表情が印象的だった。
ただ楽しく嘘をついてるだけではなく、ここから逃げようとしている彼の必死さを一気に感じる事ができた。)

これは、名作と言われるはずだ。