Tysuke

ライフ・イズ・ビューティフルのTysukeのレビュー・感想・評価

4.9
2度目の鑑賞。
名作中の名作で、とても大好きな作品。

お父さん・グイドのユーモア溢れる言動の数々や偶然が重なり合った運命的恋愛、可愛すぎる息子・ジョズエの純朴さなど、キラキラした側面の前半と戦争色が強くなってナチスに連行される、重苦しい後半。しかし、後半においてもグイドのユーモアは影を潜めません。

ナチスに連行され、その中でグイドが愛する家族の為にとった行動には、観ている側に勇気や希望を与え、人生観まで変えてしまうような力があったと思います。
なんといっても、収容所での出来事を全てゲームだとグイドがジョズエに嘘をつくシーン。
「泣いたり、ママに会いたがったりしたら減点。いい子にしていれば点数がもらえて、千点たまったら勝ち」
なんて優しく素敵な嘘なんだろう。グイドの生き方がこういった考えを思いつかせるんやろうなと思いました。

手放しで喜べない悲しいラストではありましたが、映画としては完璧なラストだと思いました。
もっと多くの人に観てほしい映画です。