コムタク

ライフ・イズ・ビューティフルのコムタクのレビュー・感想・評価

4.0
第二次世界大戦のユダヤ人迫害をイタリア人の親子を主に表現した作品。前半はイタリアならではのラブストーリーの色が強いが、後半は一気に戦争の色が強くなる。親子が強制収容所に送還され過酷な状況を、この作品では心温まる、そしてよりコミカルに描いている。ラブストーリーがありながらもユダヤ人としての迫害、と全く似つかない世界を上手く融合していて考えさせられる作品でした。実際、脚本、監督、主演を演じたロベルト・ベニーニもそう言っていて、コメディアンの僕がどうこの世界に馴染むべきかと苦悩したようです。それを上手く表現したベニーニが第71回米国アカデミー賞主演男優賞を受賞したのもうなずける。夫婦を演じた二人は、実際本当の夫婦で観ていて安心します。