ユダヤ人を乗せた汽車の着いた先は、終点アウシュヴィッツだった。
あっ「シンドラーのリスト」で見た景色だ!
同じユダヤ人の悲劇を描いた作品ですが、毛色の違う、言い方は難しいけど観賞後も暗い気持ちにさせない作品でした。
どこまでも純粋に父の言いつけを守る息子と、絶望の淵に立たされても息子に明るい未来を想像させる父。
観始めはすんごい喋るなー苦手だなーって思ってたのに、物語が進むにつれ日本人が持ってない言い回しに惹かれ、夢中になった。
父は残念な結果になってしまったけど、息子は父の言う通りになった。
残酷な作品だけど、作中を漂う雰囲気は始終明るくて、この言い方は正しいのかわからないけど素敵な良い作品でした。