おとうちゃん

ライフ・イズ・ビューティフルのおとうちゃんのレビュー・感想・評価

5.0
言葉にしたら くすんでしまう!

知る人ぞ知る、この映画は私めのベストムービー...当然娘も知っている。
それをなぜ、今さら再レビュー!?

それは1本の電話から始まった!

パパ~パ~パラパパパ~♪ジャッジャン♬(娘専用スマホ着信音)
私め:「もしも~し」
娘 :「おとうちゃんビッグニュース!」
私め:「どうした!?」
娘 :「午前十時の映画祭ってのがあってさ…」
私め:「あー それ知ってる」
   「ライフ・イズ・ビューティフルやるんだろ」
   「新潟でもやるから観ようと思ってるし」
娘 :「・・・・・」
しばし沈黙・・・
娘 :「あんた誰!?」
   「リアクションがつまらない!」
   「もう1回やりなおし!」

プチッ(スマホを切る音)

しばらく間を置き…

パパ~パ~パラパパパ~♪ジャッジャン♬
私め:「もしも~し」
娘 :「おとうちゃんビッグニュース!」
私め:「どうした!?」
娘 :「午前10時の映画祭ってのがあってさ…」
私め:「ほう...それで?」
娘 :「ライフ・イズ・ビューティフルやるんだよ」
私め:「オオオ…そうか知らなかった!」
娘 :「一緒に観る?」
私め:「もちろん観るさ」
全員:「ハハハハハ・・・」

・・・面倒くさい娘です❤

そういうことで、娘を たずねて片道300キロ!

当時3歳の娘にとっては母親が…私めにとっては愛妻が途方もない借金を残して去っていった18年前。

この映画はどん底期に、私めが すがり付いた3本の藁のうちの1本。

この変な父娘を救ってくれた大恩人。

この映画の主人公グイドは笑いながら、そして おどけながら教えてくれた。

不安を落胆を そして心の闇を子供に気付かれては ならない。

命がけの愛...突き通す嘘...
「守る」 とは そういうこと!

多くを語ったら くすんでしまう...
100回 観たら100回泣ける、傑作中の傑作。

泣くシーンになる前から泣いていた娘
「これマジ、おとうちゃんと映画館で観たかったんだよ」
それじゃお前が来い!って話ですけど...育て方 間違えましたかね(^_^;)!?

スーパーマン、バッドマン、ウルトラマン、仮面ライダー…
「マーベルはビタミン」と言って はばからない、ヒーロー大好きな私め。

1番のヒーローは主人公グイドです!