はじめはわけわかんない喜劇かとおもった
しあわせな悲劇だった
どんなに辛く酷く不条理であってはならない状況でも、愛があったから、楽しく見せ乗り越えて笑っていられる。生きてはいけなかった。
愛する息子と妻を守り共に生きるために。
そして今を乗り越えるために。
どうせ死ぬんだから楽しく
ではなく
息子には父である自分と生きていたときを楽しく思い出して欲しい
なのかわからんけど、
まったくもって現実を突きつけることなく
彼を守って生きて欲しいと願い死んでいった
最後の最後まで。
しあわせの中に張り巡らされた時代の恐ろしさ。その悲しさの中に散りばめられた幸せが切なかった。
好きな人への愛
夫婦の愛
親子の愛