『Life is beautiful』
この題材に込められた意味は、とても深い。
主人公グイドのユーモアさたるや素晴らしい。ドーラだけでなく、女性は惚れてしまうのではないだろうか(私だけかも笑)
コメディアンなのにロマンチックな要素も含めたアプローチは素敵だった。
第二次世界大戦中、ナチスによるユダヤ人虐殺の残酷さをオブラートに包みながら表現し、明るさとユーモアで賢明に生きようとする家族の物語。
グイドの空想話には、クスッと笑ったり、胸がキュンとしたり、胸が苦しかったり、最後までユーモアを忘れない芯の強さ。
ここに限らず空想力は必要な能力だと思う。
結末は、胸がすく思いと空虚感が入り混じった終わり方だった。
素晴らしい父親の物語
グイドにスタンディングオベーション!