ちょび

ライフ・イズ・ビューティフルのちょびのレビュー・感想・評価

4.8
『Life is beautiful』
この題材に込められた意味は、とても深い。

主人公グイドのユーモアさたるや素晴らしい。ドーラだけでなく、女性は惚れてしまうのではないだろうか(私だけかも笑)
コメディアンなのにロマンチックな要素も含めたアプローチは素敵だった。

第二次世界大戦中、ナチスによるユダヤ人虐殺の残酷さをオブラートに包みながら表現し、明るさとユーモアで賢明に生きようとする家族の物語。

グイドの空想話には、クスッと笑ったり、胸がキュンとしたり、胸が苦しかったり、最後までユーモアを忘れない芯の強さ。
ここに限らず空想力は必要な能力だと思う。

結末は、胸がすく思いと空虚感が入り混じった終わり方だった。
素晴らしい父親の物語

グイドにスタンディングオベーション!
ちょび

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