ミキティ

うしろの正面だあれのミキティのレビュー・感想・評価

うしろの正面だあれ(1991年製作の映画)
4.5
小学生の頃に地元の映像資料室で鑑賞しました。

原作は、落語家である初代 林家三平さんの奥様の海老名香葉子さん。
ご自身が幼少期に体験された戦争の実話をもとに作品化され、自動書籍にもなっており、ご存知の方多いのでは?と思います。

幼い私は、カヨコの気持ちで一喜一憂する、、いつもの平和な日常をただただ楽しく過ごしてる。やがて起こること全てが衝撃的で悲しく辛く、、、。
戦時中苦しい中、幼いカヨちゃんが抱く葛藤や、健気さ。凄く凄く印象深く残っています。
初めは甘えん坊だったカヨちゃんですが、弟が出来て、お姉ちゃんの自覚が芽生え、疎開にいき、疎開先で懸命に生きる。。。
ストーリーが進んでいく中で成長していくカヨコの様は、カヨコと同じ年齢の頃見ていた私にとって胸にささるものがありました。
この作品を観てから、書籍がある事を知り本も買って読んでました。

少し前に、大人になってからこの作品を改めて見る機会があり、久々に鑑賞して、また号泣😭😭
健気なカヨコの姿に、胸打たれてしまいました。

ご存知でない方は1度観ていただきたい作品であります。
是非、自分の子どもに見せたい作品です!!
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