海辺の町が舞台、ろう者のサーファーのラブストーリー。
武さんの映画で2番目に好き。
主役の二人に一切セリフが無い。
そして、たけしの出番も無い。
あるのは波の音、静かな間。
そして煽り気味の久石譲の曲。
もしも舞台がエメラルドグリーン色したリゾート感満載の海だったら、ラストシーンでこんな切ない気持ちにはならなかったろうな。。
海の家が乱立してて、家族連れがはしゃぎ回ってて、おっさんが焼きそばとビール喰らってるような大衆的な海水浴場だからこそ、
ひと気が無くなった時により静寂が際立つ、そんな感じ。
この雰囲気とこのテーマ曲、懐かしくて切ない。。。
夏の終わりに海眺めながらサントラ聴いてたい。
なぜか一般人役で出てくるオッサンがことごとくヤクザ顔。