――静かなる、誇り高き武士を演じた、東山紀之に拍手!――
藤沢周作原作で、その小説を忠実再現。他の作品に比べて地味であり、説明も少ないように思える。全体的に小さくまとまった印象もあるが、極端に台…
田中麗奈久しぶりに見た。
ボソボソ喋っていて台詞が聞き取りづらい人が数人いた。
ストーリーは可もなく不可もなく。
本作ではあえて現代にも通じる描き方をしているのだろうが、嫁姑問題とか、政治上層部の…
映画館で観た時は、田中麗奈の小柄さだけで映画を成立させようというのはいくら何でもと思ったのだが、原作を読んでみると、“海坂藩もの”ではあるものの、『花のあと』以上に“女性映画”にするべき素材だと感じ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
腐敗した権力の横暴。
家制度ならではの嫁いじめ。
現代社会にも通じる問題には大いに感情移入できる。
悪政と汚職を尽くす諏訪をどうやって切り崩していくのかと思いきや
東山紀之が刀でバッサリと斬って…
藤沢周平らしい、余韻を残す美しい物語で、映画としても美しいです。
でもそれは、あくまで映画として観るからであり、この時代の理不尽さはまったく美しくなどありません。身分で、性別での苛烈な差別がまかり通…
こういう日本映画好きだなーって思った。
セリフがそんなに多いわけでもなく映像で表現したり、派手な音楽ではかったが何処か品を感じられたり、最後の詳しくは語らない終わり方、全部がこの映画の一部となってい…
野江(田中麗奈)を受け入れた、富司純子の所作や表情に癒されました🙇
何があっても、主人公(田中麗奈)の味方であり続けた両親の言動にも感動。
何より、口ではなく、行動力や態度で異を唱えた手塚 弥一郎(…