チューインガムのあれ、アドリブなんですね。あのセリフ好きだわー。
しっかりしたSFものだけれどその裏側に共産主義社会への批判や風刺というものがあって怖さが垣間見えた。特にあの人間なんだけどあっち側について資金援助を受けている奴ら。資本主義的だし力あるものに吸い寄せられるヒエラルキーを感じた。
音楽のアンビエントなビート感も気に入ったし無駄に長いシーンの数々もこの時代ならではという感じがした。特にグラサンを掛ける掛けないでの路上でのプロレスシーン。長すぎて笑けてしまったけど結局そこが見えてしまう事が問題で、見えないように偽って生きる道もあるわけでそういうところは考えさせられるポイントだなぁ。
消費せよ。買え。働け。のメッセージの強烈さ。グラサンが欲しくなる。リマスターは特に音が良くて、スクリーンで見れて良かった。
