何とか「沖縄」を撮ろうとしている様は伝わったが、沖縄というロケーションを活かしきるには準備不足なんじゃないかな、という印象。
脚本は好き。
沖縄という場所を日本でもアメリカでもない場所として見なす。そこで行われるのは、もしかしたら血の繋がっているかもしれない2人の出逢い。
と、そんな業を作り出した大人たちのお話。
沖縄は日本に"戻ってくる"のか。
最初から日本なんか関係ないのか。
とか色々考えるが、この映画の一番の素晴らしいことは、スーたん(最初スルタンと聴こえて一人で困惑していた)こと素直子の屈託のない眩しすぎる若さが嘘に見えないこと。
この年代は泡盛は徳利に入れてお猪口で飲むというのが小さな発見。