ドキュメンタリー映画はあまり見ないのですが、何のきっかけで知ったのかタイトルに惹かれてみた作品。
ストーリーは特に無く、淡々と生き物が食べ物に変わる過程を描いている。そう言った意味でいうとストーリーが無い訳ではないか...
映像自体もなかなか見ることのできない、食べ物の生産過程が見れるので、勉強にもなると同時に命の尊さと残酷さを感じる。
残酷と表現するのは正直迷ったが、この映画を見ると「いのちをいただく」という意味がぼんやりとしていた理解から、確信に変わる。
だって普通に考えて、もし牛や豚が人間と共通言語を話せたらと思うと目眩がしてくるし、その時私は変わらずに牛や豚をのいのちをいただくことはできるのか...?と思ってしまう。
いのちを食べて生きること、生かされていることの意味を考えさせられる作品です。