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いのちの食べかたのreikoのレビュー・感想・評価

いのちの食べかた(2005年製作の映画)
4.0
インパクト強すぎて…4.0。もう1回観ようとは思わないけど色んな意味で観てよかったのかな…今まで観たこうゆう話の映画やドキュメンタリーの中でいちばん衝撃がすごかった。
最後の牛のあたりは、ほんとすごくて涙がでるし、でも画面から目が離せず、いつもの自分に戻るのにしばらく時間がかかった。悲しいとか、かわいそうとか、そういうのとはまた違うような複雑な感情。
普段私達はだいぶと加工された食品を見て手にとって調理して食べてるんだと思い知らされたし、見えない現場で働いてる沢山の人達のおかげで食する事が出来てるんだと思った。
セリフも、説明も、何もなくて、生き物を物のように淡々と機械を動かすように扱ってる従業員達が印象的。その後の食事風景がまた対照的で…

血のシーンがかなりインパクト大なので食事前は観ない方がいいかも…ラストの清掃シーンで血を洗い流すのがリセットしてる感じがして不思議な余韻が残る映像だった。
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