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限りなき前進のmingoのレビュー・感想・評価

限りなき前進(1937年製作の映画)
4.1
戦前のリストラ映画。二年前ラピュタで満席で観れなかったがついにリベンジ叶う。不完全なフィルムだが噂通りの傑作。出世とは縁がなく報われないリーマンにこそ響く現代劇としても観れるから凄い。原作が小津なだけに子供の演出の仕方が小津っぽい。それより内田の真骨頂は「血槍富士」「人生劇場飛車角〜」しかりラストの狂い咲きとでも言うのだろうか、喜劇だからこその怖さはどんなホラー映画より怖いのである。誠実だけでは人生うまくいかないのだよトホホ
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