ちょっと堅いくらいの真面目な法廷劇。
アカデミー賞にノミネートされたものの取れなかったのが分かる気がする(笑)
妻をレイプした男を夫が撃ち殺す報復殺人だが、争点はレイプか?妻の浮気か?に絞られる。
レイプ事件と言うと、女性の服装云々の話になるのは今も昔も変わらない。
検察側はそこに斬り込んでくる。
弁護士に“ジェームス・スチュアート"検事に“ジョージ・C・スコット"そうそうたる顔ぶれ。妻の“リー・レミック"は「オーメン」で“グレゴリー・ペック"の妻を演じた。
途中までレイプ自体を疑ったけど、最後の最後に動かぬ証拠が現れてハッピーエンドとなる。
ドキドキハラハラの法廷劇を期待するとアテが外れる。
ドラマとして楽しむべき。