くわまんG

デモリションマンのくわまんGのレビュー・感想・評価

デモリションマン(1993年製作の映画)
4.0
スタローン「待てーい♪」
スナイプス「遅ぇゾ~♫」

みどころ:
スライとスナイプスのイチャイチャ
爆発と筋肉でディストピアを解決
メタフィクションでファン垂涎
VRセッ○スに対する先見の明
双方の仲間が全員空気

あらすじ:
世紀末のLAはヒャッハーの泉。中でもサイモン・フェニックスは別格。テロが楽しくて仕方ない。対する警察の最終兵器はジョン・スパルタン刑事。どんな物損も気にしない正義の赤字請負人。
ある日、ついにスパルタンはフェニックスを逮捕。でも正直二人とも迷惑なので、揃って冷凍睡眠のうえ更生プログラムインストールの刑に。
35年後、2032年のLAは犯罪ゼロの模範都市SA(サン・アンゼルス)へと変貌。功労者は市長のコクトー、CPUによる管理社会を構築。
ところが、何者かの手によりフェニックスが解凍され脱走。犯罪童貞のSA市警はたちまち壊滅の危機に瀕し、やむなくスパルタンを解凍。果たして、毒を以て毒を制することができるのか……!?

海岸でじゃれ合うバカップルよろしく、時空を超えてイチャつくスタローンとスナイプスに萌え!これぞ、漢と漢の赤い糸なのだっ☆

スライの肉体はバッキバキ、スナイプスのアクションはキレッキレ、『デモリションマン(壊しまくる男)』の名に恥じぬセット破壊っぷりが爽快!「ネズミバーガー美味しいぜ?」とか「俺は編み物が得意みたいだ…」とか「これでケツが拭ける。」とか、随所でスライジョークも炸裂♪90年代暴力オタクなサンドラ・ブロックもかわいい☆

面白いのは、フェニックスがSA市警の警官を惨殺するシーン。現行犯を前に「オッケーグーグル、次はどうすればいい?」なんてほざく無能警官よりも、殺人鬼だろうが自分で物事を考えているフェニックスの方が余程人間味があるので、味方が死にまくるのに胸がすくんですねぇ♫

かなりお気楽な演出ではありますが、思考や試行を放棄してAIに暇つぶしや快楽を求める世界観は、今やかなりリアルに。サンドラ・ブロックとのVRセック〇なんか、当時は笑うシーンだったのでしょうが、もう笑えませんね…( ̄▽ ̄;)

貝殻でお尻拭く方法を、12年以内に考えておかないとなぁ…☆