鉄輪(かなわ)の作品情報・感想・評価

鉄輪(かなわ)1972年製作の映画)

製作国:

上映時間:91分

3.7

「鉄輪(かなわ)」に投稿された感想・評価

KOME

KOMEの感想・評価

3.5
内容はあんまり無いし眠くなる笑。
能舞台と交差して雰囲気出しててよかった。
白塗りの恐怖😱ひっきりなしにかかって来る無言電話の ノイローゼになりそうで恐怖!
まあ 浮気する夫がわるいんだけど…。白塗りの顔がトラウマになりそう😅

因みに 私が丑の刻参りをするとしたら、 山崎ハコ様の 「呪い」を BGMに すると思います❗❗まあ丑の刻参りする勇気なぞ微塵もございません。見られると自分に呪いが返ってくるそうですから恐ろしや~((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
"能"の世界を実写化した様な表現はスリリングで挑戦的。若い女と浮気を繰り返す夫と毎夜丑の刻参りに出かける妻、という台本にしたら一ページくらいの内容を映像と演出で見せきるの豪腕さに惚れる。とりわけ執念に燃える乙羽信子の白装束姿が印象的。大胆な濡れ場が多いのに、ぼかしを一切使わない巧みなカメラワークが見もの。色々と見せ方を工夫してるが基本同じ展開の繰り返しなので、途中あたりから集中が切れてくる。恐怖を掻き立てる『サイコ』のような高いバイオリンの音色がベタだけど効果的、あと古い受話器もあれだけしょっちゅう鳴られると具合が悪くなる。古典芸能と現代ポルノの融合がATGらしくて非常に稀有な作品だった。
tukino

tukinoの感想・評価

4.4
能の演目『鉄輪』をベースに平安時代と現代の男女を囃子の音色と丑の刻参り、無言電話の反復で交錯させる。蝋燭を突き立てた鉄輪を被る丑の刻参りの姿は『八つ墓村』を彷彿とさせ(八つ墓村は懐中電灯ですが)、怨念纏い闇夜を駆け抜け一心不乱に五寸釘を打ち込み、時に不気味な笑みを浮かべる顔面白塗りの乙羽信子に恐れ慄く。鋭い音響も良く、女の嫉妬と執念がおどろおどろしく描かれているものの妙にコメディ臭い。新藤監督初カラー作品ともあって色彩配色にも遊び心が垣間見れる。黒田清巳の卓越した撮影技術にも見惚れるばかり。
異国的な顔立ちが麗しいフラワー・メグの大胆に開かれる四肢と艶やかな視線のエロス。観世栄夫は役得ですね。
まずは電話線を抜こうか。
ヒッチコックを連想させるかのような効果音の中
山林を駆け抜ける乙羽信子
青白い光に灯される薄ら笑いや
ギリギリのラインで映し出される裸体など
コミカルかつシュールな世界
自分がイメージしていたものとは異なり
異色ではございましたが大満足です。
Haman

Hamanの感想・評価

3.9
やはり白塗りというものは怖い。
電話も怖い。
女も怖い。
全部怖い。
otom

otomの感想・評価

5.0
久々の鑑賞。カミさんに対して何処までもスパルタな新藤兼人。それにきっちり必要以上の怪演で応える乙羽信子。今作は更にフラワー•メグで目の保養もできるので、新藤作品よ中ではかなり好きな一本。素晴らしい、傑作。
しゅん

しゅんの感想・評価

3.4
旦那に不倫された嫁さん(乙羽信子)が丑の刻参りするよってお話。

現在と平安時代の話を能で繋げて一つの話にしてるのね、新藤マジック

そんなことより乙羽信子の顔がこわい
床ずれ

床ずれの感想・評価

4.5
とてつもなくくだらなくて、とても心が不安定になる
監督としての新藤兼人はそんなに好きじゃないけれど、これは楽しいなー。