カミワザ

ラ・ワンのカミワザのレビュー・感想・評価

ラ・ワン(2011年製作の映画)
3.8
インドSF。

軽快なコメディと、アクションで突っ走ったイメージ。
主演は“キング・オブ・ボリウッド”シャー・ルク・カーン。
踊りだした時のテンション↑↑度合いときたら堪らない。ここが同じインドでも他とはちょっと違うんだよなぁ。
「アイアンマン」や、「マトリックス」、格闘ゲーム等、色んな要素も上手く効いているし、何よりもメッセージが単純だからとっつき易い。

『ロボット』のありえねぇぶっ飛びっぷりより、少し落ち着いた作品になったから安心(笑)
私にはこれぐらいがちょうど良かった。
それと、ラジニカーントのカメオ出演はテンションあがったよ。

因みに悪役の名前でもある「ラ・ワン」はインドの古代叙事に出てくる魔王「ラーワン」に由来する(Wiki調べ)そうで、そんなインドの逸話が描かれているのも、海外進出を視野に入れていたんだろうね。

いずれにしても、このエンターテイメント性は何処の国でも通用する事間違いなしの、痛快な作品であると言えます。
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