停滞

ロープの停滞のレビュー・感想・評価

ロープ(1948年製作の映画)
4.0
ワンシーン、ほとんど1カット、これはすごい。。。

リアリズムという観点で言ってもこんなの初めてだし、サスペンスという作りで言っても、全部が時間軸として繋がっているから、緊張感とか情動の動きが細やかに感じられて、こっちまでドキドキしちゃう。
スリルを味わおうと必要以上にブラントンが殺人とか絞殺とかの話題を振ったりそれに食いついたりと、the suspence。フィリップとは相性が悪かっただろうなぁ。
終わり方もなんだかドキドキをパッと終わらせるんじゃなくて余韻を残すようで良かった!

実際は、3, 4カットかな?明らかなカット変わりが二つ、あと二つくらいスーツの背をアップにしてフェードさせるのがあった。
停滞

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