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ナポリの饗宴のpopusaのレビュー・感想・評価

ナポリの饗宴(1954年製作の映画)
4.5
オペラとカンツォーネとカーニバルのごたまぜという感じ。ずっと踊ってるか歌ってる。すごいエネルギー。

複数の互いに関係ない(ナポリにおける、時系列にそった)話が数珠つなぎになっていて、それを語っている主体が、オルガンひきの家族。それがわかるまで、シーンのつなぎが唐突すぎてわからなかった。

オルガンひき自体はすごく貧しいが、ナポリにおけるいろんな華やかな挿話を紹介していくというコントラスト。

以下各々の挿話について覚えてるのを書き留める(○で挿話をくぎる)
○プルチネッラ全然分からない。死の女神をみてしまい死んだことしか分からなかった。
○洗濯女の愛の薬の挿話、喧嘩激しすぎ。不良の喧嘩みたい。
ナポリの騒音にケチをつけまくる観光客オモロ。「観光地じゃなくて戦地だ!」
雨が降った直後にオーソレミオ歌い出すペンキ塗り、その声量で観光客の部屋のガラスが割れる。
「うるさくないと眠れないからなんか歌え」というおじさん。
○シシーナはソフィアローレン。シシーナの時代の女性の格好可愛すぎた。
シシーナの彼(カルロ?)に釘付けの修道女たちかわいい。
シシーナの泣くショットグッときた
藤色のドレスもかわいい
○戦争のシーンに入ってく人々の歩き方ペンギンみたいだった。なぜ?
三人でやるダンスみたいなのはハリウッド感。(バンドワゴン?)
○マルゲリータのワンピースかわいい。いきなりガチバレエが始まる。経験人数44人以上ってすごいな..

オルガンひきサイド
○マリアに恋の歌を捧げた男の子が父に水かけられるのが面白い。いきなり始まる父の傍白。「娘が成長したら心配事が増えるな..」的な。
さいごその男の子にこどもあずけて一緒に歩いてくのもよい。萌えた。
○1918年から1945年にいきなりワープするのだが、家族全然成長してない。
○宝くじ当たって追い出すのはどうかと思う。
○フニクラのところで山のパノラマから男の子が顔出す、そのあと家族全員並ぶショットがかわいい。「こんなこどもがたくさんいて大変だ。生まなきゃいいと言われたらまあそうなんだが」
○うなぎ食べるんだ〜
○イヴの盛大なカーニバル
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