しょーた

生きものの記録のしょーたのレビュー・感想・評価

生きものの記録(1955年製作の映画)
4.3
まず本当にこの老人が三船敏郎!?と驚かされます。しかも当時30代だったというから更に驚き!どこからどう見ても老人にしか見えない。

物語は人並外れた原水爆への恐怖心を持ち合わせた老人(三船敏郎)とそれに振り回される家族の対立という感じです。
初めは正気を保っていた老人も最後にはとうとう本当に狂ってしまいます。

「見ろ!地球が燃えている!」
本当に狂っているのは老人か、それともこんな世の中で正気でいられる自分達なのか…。
視聴者側へ投げかけられたメッセージ。貴方はどう感じたでしょうか。
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