生きものの記録に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『生きものの記録』に投稿された感想・評価

8Niagara8

8Niagara8の感想・評価

3.8

三船敏郎恐るべし。
最初は1人爺さんがおかしくなっているように確かに思えるのだが、話が進むにつれて段々と水爆の脅威を感じるようになっていて、この辺りも流石。
ただエゴも描かれており、そして善悪二元論…

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りょー

りょーの感想・評価

4.0
 凄いインパクトのある映画でした。三船敏郎さん凄えな。おじいちゃんにしか見えなかった。

 確かに世界滅ぼせる兵器がたくさんある中で平然と生きている方がおかしいですね。

車がバラック街を駆け抜けて、あるところで止まり、人物が降りてくる。その際のカメラの動かし方なんて「ああ黒澤だ」という感じだし、サブリミナル的に挿入される核兵器の恐怖、土砂降りの雨もやりすぎ感がある。…

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DVD📀所有。黒澤明1955年監督作品。三船敏郎、志村喬、千秋実主演映画。

一貫して反戦を訴え続けた監督が、原水爆の恐怖を真正面から取り上げた異色のヒューマン・ドラマ。

町工場を経営する中島喜一…

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Hiro

Hiroの感想・評価

2.0
ゴジラの公開から間も無くの作品。
水爆、原爆の恐怖が身近であったのかもしれない。

雇用している社員の生活、命を無視し、自ら会社に火をつける主人公の、一族だけでも助かろうとする姿がシュールだ。

悲劇、いや、喜劇ともいえる作品。大家族の一家の長。彼はあくまで一家の事を思って一大決心をし、その道に邁進していったが、その決心に戸惑い、振り回される家族達。一度裁判所で決定した事を改めて開いた家族会…

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ミサホ

ミサホの感想・評価

3.9

原爆や水爆を恐れるあまり暴走し、全財産💴をつぎ込んでブラジル🇧🇷移住を言い出す三船敏郎演じる主人公の喜一。

そんな喜一の提案を一蹴し、家庭裁判所に訴え出る妻や息子たち家族。父はおかしくなっちゃって…

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鉄工所を営む老人が水爆の恐怖から逃れるために家族と一緒にブラジルに移住しようとするので、家族は気が狂ったと思い、裁判所に禁治産宣告をするよう訴える...。

1955年、昭和30年の日本、1949年…

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原水爆への恐怖から崩壊していく家庭。家も工場も何もかも売っぱらって家族ともどもブラジルに飛ぼうとする父と、彼に振り回される家庭、なんたるヒステリー!!と思うけど、55年当時はこれがまだ相当にリアルだ…

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”見ろ、地球が燃えておるぞ…”

黒澤明監督の作品とはいえ、エンタメ要素ゼロの本作品は、積極的にお薦めできるものではありません。
でも映画評論家の町山智浩氏も指摘しておられるとおり、ちょっと観点を変…

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