”見ろ、地球が燃えておるぞ…”
黒澤明監督の作品とはいえ、エンタメ要素ゼロの本作品は、積極的にお薦めできるものではありません。
でも映画評論家の町山智浩氏も指摘しておられるとおり、ちょっと観点を変…
黒澤映画。
原爆水爆に異常な恐怖心を持つ老人の話。
当時35歳だった三船敏郎が60歳の老人を演じている。
正直あまり響かなかった。
主人公が自分勝手すぎて好きになれなかったのが大きいかな。
演…
黒澤明の時代を予見した傑作。タルコフスキーの『サクリファイス』の元ネタとして知られている。主演三船敏郎の核を極端に恐れるボケ老人役が素晴らしく、彼のキ○ガイ演技で支えられている作品といってもいい。
…
黒澤明監督による原水爆の恐怖をテーマにした文芸作品です。通算15作目。
前作『七人の侍』(1954年)でエンターテイメントの頂点を極めた黒澤明監督ですが、やっぱり根は文学青年。どうしても文芸作品を…
え?!
これ三船だったの!!
ってまず思った。
当時35歳の三船が60歳の役を演じているらしい。これは驚き。こんな特殊メイクの技術が昔からあったのか。体の痩せ細った感じとか、姿勢の曲がった感じとかも…
主題が重苦しく、かつ教育的な物語であるためハリウッドがお好きな"ダイナミック・サムライ"とは程遠い作品に仕上がっている。
内容は正直なところ単純な社会告発なのだが、中々考えさせられた。戦時中に反戦…