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デスプルーフ in グラインドハウスのAPのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ラスト15分ほど笑い止まらなんだ。狂ったカート・ラッセルとガチモンスタントによる大煽りアクション、立場逆転の大復讐劇、回し蹴りK.O.ガッツポーズエンド。
ラストがこんなに盛り上がると観終えた後も気分が良い。

あれだけ調子に乗ってたイケイケおじさんがボコボコにされるのも面白いけど、まぁゾーイたちが鉄パイプ持って襲いかかるなんてスッキリもスッキリよ。
あんまり分からんけど、あの車二台ともめちゃくちゃええアメ車なんでしょ。それを遠慮なくぶつけまくるのも笑える。

ある程度は覚悟していたが、まさか前半でバタフライ一味が全滅するとは思わなんだ。容赦のない殺され方でここまでやるかと毎回びっくりさせられる…。

十八番のおしゃべりスタイルも性に合う、大好き。話をしている人が主役になり得るこの映画、局面局面で主役が代わる。そんな感じが最高。オースティンでの事故が殺人だと語る警官?も出番あれだけやのになんか印象に残る。

場所がバーやダイナーってのもたまらん。大学生の頃はこういうバーの楽しみ方に憧れましたよ。豪快にナチョス食いたい。

そんなダイナーのカウンターにしっかりとスタントマン・マイク・マッケイが居座ってたの笑った。4人がただ話してるシーンやのに気になって仕方ない。
あと、あれだけ"バニシング・ポイント"って言われると観るしかないやんとなった。

音楽も場面に合った楽しい感じで良かったな、エンディングの"Chick Habit"ってのはすんごい可愛らしい曲でギャップがすごい。

タラちゃん監督で観てない主要なやつは"ヘイトフル・エイト"だけかな。4年前くらいからずっとプレイリスト入りしてるけど…3時間厳しいな…。
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