このレビューはネタバレを含みます
"death proof"
クエンティン・タランティーノ監督がグランドハウスでのB級映画を再現した超こだわりの作品という事で最高にモチベ高まった状態で観ました。
結論から言えば、超好みで最高でした笑
だから少し長めに感想を残しておきたいです
いきなりエンドロールの話になるんですが、あれ最高すぎません？？あんなにかっこいいエンドロールなかなかお目にかかれないですよ。曲もいいし、それに合わせた演出は映画が終わったあとの興奮をさらに高めてくれました!!!
突然白黒になったり、あえてフィルムのような粗い映像で写していたりとよりB級感を感じるものになっています。しかもこの映画のために、ロバート・ロドリゲス監督とグランドハウスで流れていたような偽映画予告まで作って上映したそうでそのこだわり具合が伺えますね笑
(グランドハウスはB級映画やチープなポルノ映画を放送していた映画館だったそうです)
大きく前半と後半に分かれていて、前半の準備パートと後半の本番パートが存在します。前半は後半のための土台って感じで、スタントマン・マイクが一体どんな人物なのかを表すパート。後半は彼に襲われた女性たちの圧倒的爽快な復讐劇が始まります笑 特筆すべきはラストのカーチェイス。ゾーイ・ベルがフロントにしがみついて始まるハラハラドキドキの追われるカーチェイスから、スタントマン・マイクを追い回す爽快ノリノリなカーチェイスまで楽しむ事ができます。ここにカーチェイスの全てが詰まっていると言っても過言ではない.....。最後のシーンはそれまでの鬱憤が晴らされる見応えのあるものになっていました。
正直この映画のほとんど全ての会話は全く意味がないもので、人によっては退屈を感じざるを得ないシーンが続いています。でもこれが今作の醍醐味
若い女性達が会話してる背後にマイクを見つけた時はもう全く内容が頭に入ってこなくなりました。
ラストシーンが爽快すぎて最高の胸スカ映画
グロもあり万人が気持ちよくなれる映画ではない印象でしたが、ハマる人はハマること間違いなしって思いました。
絶対に見直したい映画に入れておきたい作品です
