最愛の夫を亡くした80歳のマルタ。
片付けものの中から美しい手縫いのランジェリーが出てきたことで
若き日にパリでランジェリーショップを開きたいと思った夢を思い出したマルタは…。
80年分の過去があって
そう長くはない未来がある 。
でもマルタばぁちゃんは今だけを生きている。
女は1番欲しいものがすぐにわかる。
ついでに、それに向かってつき進んでいくと2番目、3番目も自然と手に入ることも知ってるような気がする…。
愛しそうにミシンを撫でるマルタ婆ちゃんが下着の生地を買いに行くシーンとか好きだなぁ…。
静岡シネギャラリーにて。
2008.12/2 (53) 通算1108