街とアイデンティティと
途中まで綾野剛x渋谷が何だかスッと入って来ない、しっくり来ないでいた
暗いのに黒が締まり切らないトーン、ハンディ、長回し…もしかしたら全編ノーライト
勝手に今っぽい作品だと思って見はじめたのだけれど、そんな空気に慣れてからはだんだん作品世界になじんでいけた
エンドロールで原作と劇中スチールが藤原新也、撮影はドキュメンタリー系で「殯の森」を手がけた人によるフィルム撮影だと知る
途中でやめなくてよかった
長回し、どんよりしたトーン、会話劇、ハンディ、同録…好き嫌いが分かれる作品ながら心に残る佳作
綾野剛、今と声質が違うようにも思えたこともあり、演技に妙なクセがつく前でよかった
住んでる部屋がなにやらスタイリッシュ
キャストはかなり充実していて、松田美由紀はさすがの存在感
ARATA(当時)が効いていた
ダブル主演と言っていい佐津川愛美、彼女以外はあり得ないほど適役
吉高由里子でもいいけど電話越しの声聞かせたら佐津川愛美の独壇場
やっぱり髪の毛長いほうがいい
ところで、主人公が電話ボックスから電話をすると相手の声が佐津川愛美(分かったけど)、という映画、ドラマがあったはずなのに思い出せない…夢?
↑解決済み
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